はじめに なぜみんなiDeCoって言ってるの?
最近、職場や友人との会話で「iDeCo(イデコ)始めた?」という話題が出ませんか?
「新NISAもあるし、iDeCoって必要なの?」 「そもそも、普通の積立と何が違うの?」
そんな疑問に、5分で読める分量でお答えします!
結論から言うと、iDeCoは「節税しながら老後資金を作れる最強の制度」です。
1分目 iDeCoを一言で説明すると?
iDeCoとは
iDeCo = 自分で作る年金制度
正式名称は「個人型確定拠出年金」ですが、覚えなくてOK!
普通の積立との最大の違い
【普通の積立貯金】
月3万円積立 → そのまま3万円が口座から引かれる
【iDeCo】
月3万円積立 → 税金が安くなって実質2.4万円の負担
(年収500万円の場合)
つまり 国が「税金まけてあげるから、老後資金作ってね」という制度!
2分目 iDeCoの3つの税制メリット
メリット1 掛金が全額所得控除
【具体例】
年収500万円の会社員
月2.3万円(年27.6万円)積立
→ 年間約5.5万円の節税!
→ 30年で165万円もお得!
メリット2 運用益が非課税
【通常の投資】
100万円の利益 → 約20万円が税金で引かれる
【iDeCo】
100万円の利益 → 税金0円!まるまる受け取れる
メリット3 受取時も税制優遇
- 一括受取:退職所得控除
- 分割受取:公的年金等控除
どちらも税金が優遇されます!
3分目 でも、デメリットもあるよね?
デメリット1 60歳まで引き出せない
【新NISA】いつでも引き出せる
【iDeCo】原則60歳まで引き出し不可
でも考えて! → だからこそ確実に老後資金が作れる
デメリット2 手数料がかかる
手数料の種類 | 金額 |
---|---|
加入時 | 2,829円(初回のみ) |
運用中 | 月171円〜 |
受取時 | 440円/回 |
でも! → 節税効果の方がはるかに大きい
デメリット3 掛金に上限がある
職業 | 月額上限 |
---|---|
会社員(企業年金なし) | 2.3万円 |
会社員(企業年金あり) | 1.2〜2万円 |
公務員 | 1.2万円 |
自営業 | 6.8万円 |
専業主婦(夫) | 2.3万円 |
4分目 新NISAとiDeCo、どっちがいいの?
使い分けの基本
【iDeCo向き】
老後資金を確実に作りたい
今すぐ節税したい
60歳まで使わないお金がある
【新NISA向き】
いつでも使えるお金が欲しい
住宅購入や教育資金も考えたい
年間360万円まで投資したい
おすすめの併用プラン
【バランス型】
iDeCo:月1万円(老後資金・節税重視)
新NISA:月3万円(中期資金・柔軟性重視)
【節税重視型】
iDeCo:月2.3万円(上限まで)
新NISA:月2万円
【資産形成重視型】
iDeCo:月5,000円(最低限)
新NISA:月5万円(成長重視)
5分目 今すぐ始める3ステップ
ステップ1:金融機関を選ぶ(1週間)
選ぶポイント
- 手数料が安い
- 商品ラインナップが豊富
- サポートが充実
おすすめ金融機関
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
- 松井証券
ステップ2:掛金と商品を決める(即日)
掛金の目安
最初は月5,000円からでOK!
慣れたら増額(年1回変更可能)
初心者向け商品
- 全世界株式インデックス
- バランス型ファンド
- ターゲットイヤー型
ステップ3:申込み(2ヶ月)
- 金融機関のサイトで資料請求
- 書類記入(会社の証明書必要)
- 提出後、1〜2ヶ月で開始
まとめ iDeCoは「未来の自分への仕送り」
iDeCoの本質
iDeCoは単なる投資ではありません。 「税金を味方につけて、確実に老後資金を作る仕組み」です。
覚えておくべき3つのポイント
- 節税効果がすごい(年収500万なら年5.5万円お得)
- 60歳まで引き出せない(だから確実に貯まる)
- 新NISAと併用が最強(目的で使い分け)
今すぐやること
□ 自分の掛金上限を確認
□ 年間いくら節税できるか計算
□ 金融機関の資料請求(無料)
月5,000円から始められます。 まずは小さく始めて、徐々に増やしていけばOK!
老後の自分から「あの時始めてくれてありがとう」と言われる日が必ず来ます。
さあ、今すぐ第一歩を踏み出しましょう!
よくある質問
Q:50代からでも遅くない?
A:全然遅くない!10年でも節税効果は大きいです。
Q:投資の知識がなくても大丈夫?
A:大丈夫!最初はバランス型を選べばOK。
Q:会社にバレる?
A:年末調整で申告するので会社は知ることになりますが、推奨している会社が多いです。